白青昆虫館

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雪虫③(マルトビムシのなかま?)

グラウンド

2025年1月17日(金)

これもトビムシのなかまで1㎜ほどの小さな丸っこい虫です。トビムシやマルトビムシはおなかの装置でピョンと跳びはねることができます。「雪の中には虫がいるから食べてはいけない。」と言われているのはこんな仲間がいるからだと思います。まあ健康な人ならこれらの虫を食べても全然問題はありませんが。

雪虫②(トビムシの一種)

グラウンド

2025年1月17日(金)

1~2㎜ほどの小さな虫です。このなかまは、土の中に沢山いて、落ち葉を分解したり、いろいろな生き物のエサになるので土中のプランクトンと言われています。原始的な体のつくりで、変態をせず、成虫になっても羽がありません。学者さんによっては六脚類には入れるけれど昆虫には入れないという人もいるようです。

雪虫①(ユスリカのなかま?)

グラウンド

2025年1月17日(金)

雪虫と言って雪の上でも活動する昆虫がいます。冬はトンボやカエルのような天敵がいないので良いのでしょうが、エサもなさそうです。この虫は5㎜くらいで、鳥は小さすぎて食べてもしょうがないのだと思います。もっとはっきりユスリカだとわかるのもいたのですが、写真を見たらピンぼけでした。

ウラギンヒョウモン

グラウンド

2024年10月17日(木)

青年の家で一番よく見る大型のチョウはツマグロヒョウモンですが、時々ウラギンヒョウモンが混ざっています。ツマグロヒョウモンのオスと表はよくにた模様ですが、ウラギンの方が全体的に黄色っぽくツマグロはオレンジ、後ろ羽のふちにツマグロは紫ウラギンのウラギンのハネの裏側は白い模様が入っているといった違いがあります。

マルカメムシ

グラウンド奥

2024年10月14日(月)

丸くて小さいカメムシです。ちょっと工芸品のようにも見えます。試してはいませんがカメムシの中でも強烈なにおいを出すそうです。

アオマツムシ

創作実習室

2024年10月14日(月)

創作実習室にアオマツムシが紛れ込んでいました。普段は高い木の葉の裏にいてなかなか見つけられないのですが、秋が深まると変なところに出てくることもあります。元々日本にはいなかった昆虫で中国大陸から明治頃に入ってきたようです。ちなみに写真はメスのアオマツムシです。

コカマキリ

青年の家西側

2024年10月6日(日)

アスファルトの上にコカマキリがいました。茶色の体はアスファルトの上でも保護色になっていて、危うく踏んでしまうところでした。

クロウリハムシ

グラウンド隅

2024年10月6日(日)

野菊の花にクロウリハムシがいました。青年の家ではウリハムシよりずっと見る機会が多いハムシです。

モンキアゲハ

青年の家裏

2024年10月2日(水)

ツリフネソウにモンキアゲハが来ていました。後ろ羽に大きな白い模様が入るのが特徴です。この付近で見られるチョウの中で一番大きいと思われます。

ルリシジミ

第三駐車場

2024年10月2日(水)

薄青色の小さくてきれいな蝶です。ヤマトシジミとよくにていますが羽の裏側の模様が少しだけ違います。

クモヘリカメムシ

第三駐車場

2024年10月2日(水)

第三駐車場にクモヘリカメムシが沢山います。今年はキンエノコロが沢山生えたせいでしょうか。スマートできれいなカメムシですが、イネの害虫になることもあるそうです。捕まえると青リンゴのようなにおいがすると聞いたことがあるので捕まえてみましたが、やはりカメムシのにおいでした。

アキアカネ

野外炊爨場

2024年9月28日(土)

アキアカネが山から帰ってきています。グラウンドの上を飛んでいるのはウスバキトンボかアキアカネか分からなくなってきました。きっと混ざっているのかも。

ダイミョウセセリの幼虫

野外炊爨場付近

2024年9月28日(土)

森のASOBI塾でいろいろな葉っぱを探していたら、講師の宮口さんが綴られたヤマイモの葉を見つけました。開いてみると頭の黒いニョッキみたいなイモムシが入っていました。さすが森の探偵さん。

オンブバッタ

野外炊爨場付近

2024年9月20日(金)

大きいのが小さいのをおんぶしていることが多いのでこの名がつきました。大きいのはメスで小さいのはオスです。親子ではありません。

マユタテアカネ

グラウンド西側

2024年9月20日(金)

顔に眉のような模様があるマユタテアカネのメスです。羽の先が茶色になるのが特徴です。オスや一部のメスは羽の先まで無色です。

ツユムシ

グラウンド奥

2024年9月20日(金)

せなかにスジがなく足も黒くないツユムシです。

アシグロツユムシ

青年の家南側

2024年9月3日(火)

セスジツユムシに似ていますが、足が黒くなるのが特徴です。とっても長い足でスタイルが良い虫です。

赤トンボらしくなった(ミヤマアカネ)

青年の家南側

2024年9月3日(火)

ミヤマアカネの赤くなった個体を見つけました。こんな色になると「赤トンボ」って感じがします。ウスバキトンボは秋が深まっても絶対こんなに赤くなりません。

クロバネツリアブ

グラウンド

2024年9月3日(火)

白黒の変な虫がいると思って撮影し、調べてみたらクロバネツリアブという虫だとわかりました。シオヤアブと同じく他の虫をつかまえて体液を吸う虫だそうです。

左下にカネタタキのような虫も写っています。

タマムシ

白山塾付近

2024年9月1日(日)

白山塾の近くにタマムシがいました。そのときカメラを持っていなかったのですが、あまりにきれいだったので、事務室に来てもらって撮影会をしました。撮影後、元の場所に返したらすぐに飛んで行ってしまいました。

雨宿り(ウスバキトンボ)

グラウンド花壇

2024年8月31日(土)

いつもはグラウンドを飛び回ってばかりで、ちっともとまらないウスバキトンボですが、今日はカンナの葉の裏に沢山止まっていました。

マダラバッタ

グラウンド

2024年8月31日(土)

マダラバッタもクルマバッタやショウリョウバッタのオスの様に、ジャンプした後、羽を使って飛んでいきますが、今日は雨のせいかほとんど羽を使いませんでした。なので結構近づいて写真が撮れました。

ヒメバチ

グラウンド

2024年8月31日(土)

雨上がりのグラウンドをヒメバチが獲物を探して歩き回っていました。この仲間は他の昆虫に卵を産み付け幼虫のエサにします。残念ながらヒメバチの仲間というだけで種類は分かりませんでした。

シオヤアブ

青年の家西側

2024年8月28日(水)

他の昆虫を襲って体液を吸うハンターです。普通は人を刺すことはありません。オスのおしりの先が白く、これが塩を連想させてシオヤアブになったそうです。今日はいろいろな虫を見ることができたのですが、みんな元気いっぱいに飛び回っていて全然写真が撮れませんでした。

トックリバチの巣

青年の家西側

2024年8月16日(金)

西側勝手口の横に立てかけてあった一輪車にトックリバチの巣が作ってありました。土でできた2㎝ほどの小さな壺みたいです。この巣は、ちょっと出っ張りがついていて、縄文土器みたいな雰囲気があります。トックリバチはこのような巣を作り、中にエサとなる尺取り虫を入れ、卵を1コ産み付けます。壺のふたが閉まっているので、まだ中に幼虫かサナギがいるようです。おとなしいハチなので、そっとしとけば特に害はありません。

キリギリス

グラウンド花壇

2024年8月11日(日)

青年の家の周辺では一生懸命に働くアリを尻目にセミやキリギリスが賑やかに鳴いています。もともとイソップのお話は「アリとセミ」という題名だったのですが、セミのあまりいない北ヨーロッパで「アリとキリギリス」になったそうです。ちなみに写真のキリギリスはメスで鳴きません。

シタベニハゴロモ

白山塾付近

2024年8月11日(日)

中国からインドにかけて生息する虫で、日本には2009年に石川県に入ってきたそうです。鳴かないけれどセミに近い仲間です。後羽は鮮やかな赤色をしていて「下紅」の名がつきました。

ベッコウハゴロモ

グラウンド奥

2024年8月11日(日)

ガのようにも見えますが、セミに近い仲間です。1㎝ちょっとの大きさで鳴きません。幼虫はおしりに蝋質の綿毛をつけたおもしろい虫です。

ドロバチ

グラウンド奥

2024年8月11日(日)

オオカバフスジドロバチのようですがはっきりとは分かりませんでした。青虫を探しているのか、木の葉の周りをぐるぐる調べていました。この仲間は青虫や尺取り虫をつかまえて、麻酔をかけ、泥で作った巣に入れ、幼虫のエサにします。

ミノガ

グラウンド奥

2024年8月11日(日)

要するにミノムシです。これはオオミノガのような気がします。糸で枝や葉の切れ端を綴って巣を作り、それを背負って活動します。オスは最終的にガになって蓑から出て飛んでいきますが、メスは一生芋虫型で蓑から出ません。

コスカシバ

グラウンド奥

2024年8月11日(日)

ハチのように見えますが、ガの仲間です。ハチに似せて身を守っていると思われます。羽に鱗粉がなく透き通っているので「透かし羽」の名があります。幼虫は桜やモモなどの枝の中を食い荒らす害虫です。

ニジュウヤホシテントウ

グラウンド隅花壇

2024年8月7日(水)

ホオズキにニジュウヤホシテントウがいました。テントウムシの仲間ですがナス科の植物の葉を食べます。(つまりナスやトマトの害虫)ナミテントウでもオレンジに黒い点がたくさんついたのもいますが、ニジュウヤホシテントウは体につやがなく(細かい毛が生えている)、半球よりも盛り上がっています。テントウムシダマシという人もいますが、これは別のテントウムシダマシ科の虫を指すことになりますので話がややこしくなりがちです。

アブラゼミ

第三駐車場

2024年8月7日(水)

この辺の平野部では最も一般的なセミだと思います。ただし、世界的にみると翅が全部色付きのセミは少ないんだそうです。青年の家の周りではよく見るセミですが、船岡山に入るとどちらかというとヒグラシばかりが目につきます。

シオカラトンボ

第三駐車場

2024年8月7日(水)

トンボの中ではよく見られる種類だと思います。メスや若いオスは体が茶色でムギワラトンボと呼ばれます。グラウンドにはムギワラトンボが多くシオカラはあまり見られません。

セグロアシナガバチ

青年の家西側

2024年8月7日(水)

割と一般的な足長バチです。ヤブガラシなどの蜜も舐めますが青虫や芋虫、毛虫をよくとってくれます。畑をする人にとってありがたい虫ですが、刺されるとかなり痛いです。静かに観察する分には襲ってきたりしませんので、むやみに怖がる必要はありません。

アオバハゴロモ

グラウンド西側

2024年8月7日(水)

葉っぱのかけらのように見えるセミに近い虫です。鳴くことはありません。木や草の汁を吸う虫で沢山発生すると害虫として嫌われることもあります。幼虫は白い粉をかぶっていて沢山つくと見苦しいです。

ウスバキトンボ

グラウンド

2024年8月7日(水)

赤トンボっぽいですが赤くならず胸の模様もほとんどありません。いつもグラウンドを大群で飛び回ってほとんど止まることはありませんが、雨が降りそうになるとこのように木の葉につかまって休みます。石川県では冬越しができず毎年南からやってくるトンボです。

ミヤマアカネ

グラウンド

2024年7月21日(日)

グラウンドや第三駐車場にミヤマアカネが出てきました。羽に茶色の帯が入るのですぐに見分けがつきます。もうしばらくするともっと濃い赤色になります。そしてアキアカネが山から下りてくるころには見られなくなってしまいます。

今日はいろいろな虫が見られましたがみんな元気いっぱいで近づいて写真を撮ることができませんでした。

マメコガネ

野外炊爨場付近

2024年7月15日(月)

前胸が緑で翅が茶色の色合い的にはきれいなコガネムシです。ただし大豆やブドウの大害虫でもあります。日本ではまだましなのですが、アメリカではとんでもない被害をもたらしているそうです。見つかると後ろ足を上げて抵抗のポーズ?をとります。

ニイニイゼミの抜け殻

野外炊爨場付近

2024年7月15日(月)

野外炊爨場付近の桜の木の根元近くの草にニイニイゼミの抜け殻がついていました。アブラゼミなどに比べ小さくて丸っこい感じです。いつも泥がついているのも特徴です。

カタツムリの一種

青年の家西側道路

2024年7月11日(木)

青年の家のまわりにはあまりカタツムリの仲間はいないのですが、今日はこんなカタツムリを見つけることができました。からの直径は2㎝くらいです。一般によく見るカタツムリと違って、からに黒い線は入っていません。ちょっと調べてみましたが種類は分かりませんでした。

キイトトンボ

青年の家北側道路

2024年7月11日(木)

青年の家で最もよく見られる糸トンボです。オスはおしりの先が黒くなります。なぜかちょっとピンぼけになってしまいました。

アキアカネ

青年の家北側道路

2024年7月11日(木)

田んぼなどで育ったアキアカネはこれから登山に行きます。夏の間は涼しい山の上で過ごし、秋になったらまた降りてきます。青年の家では先日から広場にウスバキトンボが現れるようになりました。ニイニイゼミも鳴き出しました。

?ハムシの仲間?

青年の家北側道路

2024年7月4日(木)

5月10日に紹介したイタドリハムシやクロボシツツハムシに似た感じの虫ですが、前胸部が赤いなどちょっと違っています。図鑑のハムシの所を調べても分からなかったのでひょっとしたらハムシではないのかも知れません。雰囲気はイタドリハムシなどと同じ様な感じでテントウムシに擬態していると思われます。

追記 この虫はヨツボシテントウムシダマシのようです。

カノコガ

青年の家北側道路

2024年7月4日(木)

触角が細長く胴も細め、黄色と黒のもようはハチを連想させますが蛾の仲間です。主に日中に活動し、花の蜜を吸ったりしているのでやはりハチだと思わせようとしている気がします。

コフキゾウムシ

青年の家北側道路

2024年7月4日(木)

緑色の粉がついているのでこの名があります。中には粉がとれてしまって黒っぽくなったのを見ることもあります。長期にわたってよく見られる昆虫で、アップする虫が少ないときこの虫かオオツマグロヨコバイが頼りになります。

テントウムシ(ナミテントウ)

野外炊爨場付近

2024年7月4日(木)

野外炊爨場近くの栗の木にテントウムシの幼虫がいました。おしりを枝にくっつけていたのでもうすぐサナギになりそうです。

エサキモンキツノカメムシ

青年の家北側道路

2024年6月9日(日)

このカメムシも今年はよく見られます。ハートマークが付いていてよく見ると緑にきらきらしていて見栄えは良いのですが、いじめるとやはりくさいにおいを出します。

チャバネアオカメムシ

青年の家北側道路

2024年6月9日(日)

今年はクサギカメムシとこのカメムシがやたらと沢山見られます。体が緑色で羽の部分が茶色なのでこの名があります。果物の汁を吸って商品価値を下げるので農家の人からは嫌われています。クサギカメムシと同じようにいじめるとくさいです。

オバボタル

第三駐車場付近

2024年6月7日(金)

オバボタルは幼虫の時は光るのですが成虫になると光らなくなります。幼虫は草の陰などにいてゲンジボタルなどと同じ様な黄緑色にぼんやりと光ります。光はあまり強くないので気をつけないと分かりません。成虫はゲンジボタルなどと同じ様な色で昼間飛び回るのでわりと見つけやすいと思います。

オジロアシナガゾウムシ

青年の家北側道路

2024年6月7日(金)

ゾウムシ界のパンダといわれている白黒の模様が特徴です。鳥の糞に似せているのではないかと言われています。びっくりすると良く固まっています。

ホシハラビロヘリカメムシ

青年の家北側道路

2024年6月7日(金)

今年はクサギカメムシやチャバネアオカメムシ、エサキモンキツノカメムシがやたら多い気がしますがホシハラビロヘリカメムシは特に多い気がしません。

ハスジカツオゾウムシ

青年の家北側道路

2024年5月26日(日)

羽にななめの模様が入る鰹節型のゾウムシです。ゾウムシの中では中くらいから大きい部類に入ると思います。模様がハの字に見えるのでハスジかも知れません。

ヒメマルカツオブシムシ

青年の家西側道路

2024年5月26日(日)

ハルジオンの花にヒメマルカツオブシムシが沢山いました。シャスターデージーやマーガレットなどキク科の白い花に良く集まります。衣類などを食べる害虫なので、家の中でこの虫を見つけたら衣類の防虫剤が切れていないか良く注意してください。

ジョウカイの仲間?

グラウンド隅

2024年5月26日(日)

下の黄色いジョウカイ?から少し離れたところに別のジョウカイっぽい虫がいました。下の黄色より少し大きいです。調べてみたけれどそれらしい虫が見つかりませんでした。

セボシジョウカイ?

グラウンド隅

2024年5月26日(日)

体液が付くとかぶれるキイロカミキリモドキかな?と思ったのですが、脚が全部黄色なので少し違うようです。似ている虫をさがしたらセボシジョウカイが一番近いような気がします。

アカクビボソハムシ

グラウンド隅

2024年5月22日(水)

アジサイの葉の上にアカクビボソハムシがいました。きれいな赤色のハムシです。アジサイを食べるわけではないようです。

コガタルリハムシ

青年の家裏

2024年5月22日(水)

エゾノギシギシの葉にコガタルリハムシがいました。幼虫成虫ともにギシギシ類の葉を食べ、青年の家でも主にエゾノギシギシが穴だらけにされていました。

シタベニハゴロモ

グラウンド奥

2024年5月22日(水)

ヤブガラシの茎にシタベニハゴロモの幼虫がいました。元は中国やインドの昆虫だそうで最初に石川県に侵入が確認され、その後、いろいろなところでも見つかっているようです。去年は終齢幼虫の後、成虫を見つけることができなかったのですがどこかに成虫がいたようです。

シロコブゾウムシ

第三駐車場

2024年5月22日(水)

この付近のゾウムシの中ではオオゾウムシに次ぐ大きさのゾウムシだと思います。ゾウムシのくせに鼻は(口先ですが)あまり長くありません。(バクみたい)びっくりするとすぐにポロッと下に落ちて隠れてしまいます。

タデマルカメムシ

第三駐車場

2024年5月22日(水)

葉の上に青黒く光るつやつやの虫がいたのでハムシの仲間かなと思ってよく見たらタデマルカメムシでした。小さな黄色い2つの点がチャームポイントです。

ジョウカイボン

第三駐車場

2024年5月22日(水)

体液が付くと水ぶくれができるカミキリモドキと勘違いされ、高熱でなくなった平清盛の「じょうかいぼう」が名前の由来だとされています。他の虫をつかまえて食べる肉食性の昆虫のようですが、虫をつかまえるためのするどい牙や脚のトゲなどはなく体も比較的柔らかい虫です。

エゴノツルクビオトシブミ

青年の家北側道路

2024年5月10日(金)

エゴの木の下のウマノアシガタの花にエゴノツルクビオトシブミがいました。鶴首の名の通り細長い首をしています。去年も一昨年もあまり首の長くないメスの写真しか撮れなかったのにやっと今年オスの写真が撮れました。

イタドリハムシ

青年の家北側道路

2024年5月10日(金)

下のクロボシツツハムシとよく似ていますが、イタドリハムシはイタドリ、クロボシツツハムシはクヌギを食べます。この子はちょっと黒が多めです。ぱっと見同じ様な虫でもいろいろと違うことがありますので注意してみてください。

クロボシツツハムシ

グラウンド隅

2024年5月10日(金)

クヌギの木にクロボシツツハムシがいました。イタドリハムシとよく似た色でこちらも苦い汁を出すテントウムシに擬態していると思われます。

クロハネシロヒゲナガ

青年の家裏

2024年5月10日(金)

7つ下のクロハネシロヒゲナガのメスです。オスほどひげが長くなく、飛び方も普通に近いです。羽もオスほど黒くありません。

ヒメウラナミジャノメ

青年の家西側

2024年5月10日(金)

今日はヒメウラナミジャノメが沢山飛んでいました。地味な蝶ですがよく見るとなかなかきれいな蝶で、私は蛇の目模様の中の小さな点が青く輝くのが気に入っています。大きさも模様も白山で見るベニヒカゲに近いですね。

アカガネサルハムシ

青年の家西側

2024年5月3日(金)

メタリックな緑と赤のきれいな色のハムシです。成虫はブドウの仲間の新芽や葉を食べ、幼虫はブドウの根を食べるそうです。

コメツキムシの仲間

青年の家西側

2024年5月3日(金)

黒くて長いコメツキムシです。この手のコメツキムシはみんなよく似ていて図鑑を見るだけでは種類が分かりませんでした。コメツキムシはひっくり返すと足をじたばたして起き上がろうとしますが、それでも無理なときは前胸部をパチンとはじいてその勢いで跳ねて起き上がります。

サビキコリ

青年の家西側

2024年5月3日(金)

さび色のコメツキムシです。コメツキムシはつかまえると前胸部を折り曲げてパチンとはじいて相手を驚かせます。この動作が米をつく動作と似ているのでコメツキムシの名前が付きました。

クロマルハナバチ

グラウンド

2024年5月3日(金)

黒くてもこもこのハチでおなかの先だけオレンジ色です。花粉を運ぶハチとして農家で働いていたりします。巣はネズミの穴を利用するそうで、教科書に載っていた「サクラソウとトラマルハナバチ」のトラマルハナバチとおなじ生活をしているみたいです。

ルリツツハムシ

野外炊爨場付近

2024年5月1日(水)

ひょっとしたらバラルリツツハムシかも知れません。コナラの葉にいました。メタリックな紺緑に輝いてきれいな虫です。

クロハネシロヒゲナガ

グラウンド奥

2024年5月1日(水)

羽が黒く、長くて白いひげの目立つ蛾です。ふわふわと飛ぶ様子がとてもかわいいです。蛾だと言うだけで毛嫌いする人もいますが、蛾にもかわいいもの、かっこいいもの、きれいなものいろいろいますよ。

クサギカメムシ

グラウンド東側

2024年5月1日(水)

晩秋に越冬のため家の中に入り込んできたり、板の隙間に沢山隠れているクサギカメムシ。いつもは春になると見かけなくなるのに今年はやたらと目立ちます。どうしたのかな?

セスジナガカメムシ

青年の家西側

2024年5月1日(水)

黒と赤のきれいな模様のカメムシです。ちょっとジュウジナガカメムシに似ています。背中の模様が十字ではなく人字なところが違います。

アミダテントウ

青年の家西側

2024年5月1日(水)

コナラの葉にアミダテントウがいました。普通のテントウムシが黒と赤~黄色系の色なのに茶色と黄色は珍しいと思います。

ウリハムシ

青年の家西側

2024年5月1日(水)

エノキの葉にウリハムシがいました。畑の害虫でウリやカボチャ、キュウリ、スイカなどを荒らしまくる虫ですが青年の家ではあまり見ません。どちらかというとウリハムシモドキやクロウリハムシの方が沢山います。

ウスチャコガネ

グラウンド

2024年4月27日(土)

今日はグラウンドにウスチャコガネが沢山飛び回っています。コガネムシのくせにすぐに飛んでいくので写真が撮りにくいです。今年はヒラタアオコガネを全然見ません。

トラカミキリのなかま

青年の家西側

2024年4月27日(土)

ミズキの花にはトラカミキリも来ていました。エグリトラカミキリかトゲヒゲトラカミキリだと思うのですが…。ほかにコメツキムシ、トビハムシ、小さな蜂っぽいのも来ていたのですが、写真を撮らせてくれませんでした。

ヒラタハナムグリ

青年の家西側

2024年4月27日(土)

下のハナムグリとくらべるとずいぶん小さいハナムグリです。ミズキの花とくらべてみてください。色も地味で子どもたちの人気はあまりなさそうです。

ハナムグリ

青年の家西側

2024年4月27日(土)

ミズキの花にハナムグリが来ていました。顔中花粉まみれになっています。こうやって花粉を運ぶわけですね。

ムネアカアワフキ

青年の家北側道路

2024年4月27日(土)

5mmほどの小さな虫です。アワフキムシですが泡の巣は作らず貝殻のような巣を桜の枝に作ります。前胸部が赤いこれはメスで、オスは背中の小さな△が赤くあとは黒色です。

ヨツモンクロツツハムシ

グラウンド西側

2024年4月24日(水)

コナラの葉にヨツモンクロツツハムシがいました。つやがあって黄色い点がきれいです。

カタクリハムシ

青年の家西側

2024年4月19日(金)

今年も沢山のウバユリが生えてきました。たいていの葉はいっぱい穴が空いています。犯人はこのカタクリハムシですが、穴の数の割には本体が少ないような気がします。別にウバユリを食べる虫がいるのかカタクリハムシが大食らいなのかどっちだろう?

キリギリスの赤ちゃん

グラウンド隅

2024年4月19日(金)

ウマノアシガタの花にキリギリスの赤ちゃんがいました。

ミツバチ

グラウンド

2024年4月19日(金)

ムラサキサギゴケの蜜を集めに沢山のミツバチが来ています。たぶん昆虫館の巣箱から来た西洋ミツバチだと思います。ハチは専守防衛主義でこちらからちょっかいをかけなければ刺しに来ることはありません。羽音だけで怖がる人もいますが全然気にしなくて大丈夫です。

ドウガネツヤハムシ

グラウンド奥

2024年4月10日(水)

タラの芽の隙間に紺色と銅色のドウガネツヤハムシが仲良く入っていました。

アカタテハ

第三駐車場付近

2024年4月10日(水)

アカタテハも下のキチョウと同じく成虫で冬を越す蝶です。羽を広げて日光浴をしていました。

キチョウ

グラウンド

2024年3月24日(日)

キチョウが冬の眠りから覚めて蜜を吸っていました。今ならミツバチなどのライバルもほとんどいないので蜜吸い放題のような気がします。

水中ミノムシ(トビケラ)

第三駐車場付近

2024年3月15日(金)

トビケラのなかまには水中の落ち葉や小石を使って巣を作るものがいます。水の中をもぞもぞ動いている様子はミノムシとよく似ています。トビケラの仲間は蝶や蛾のなかまに近い昆虫と分類されていますので性質も同じ様なものがいるのかもしれませんね。トビケラの仲間は沢山の種類がありますが、四角い蓑?を作っているのでカクツツトビケラかもしれません。

かゆくないよ(ミズムシ)

第三駐車場付近

2024年3月15日(金)

ミズムシといっても足の裏にとりつくわけではありません。水中に住むワラジムシといったところで、水中の落ち葉などを食べています。なのでここではレースのように葉脈だけになった葉も見られます。汚い(有機物の多い)水に住む指標生物になっています。一生懸命有機物を食べて水質浄化をしてくれているわけですね。ちなみにミズムシというとほかにカメムシの仲間でこの名を持つグループがあります。

エサキモンキツノカメムシ

体育館外

2024年2月29日(木)

体育館北側の雪囲いを外していたらエサキモンキツノカメムシが出てきました。体のあちこちがメタリックに輝いてとてもきれいです。ちなみに大量に出てくると思っていたクサギカメムシは全然いませんでした。

ツマグロヒョウモン

グラウンド

11月8日

ツマグロヒョウモンのペアで右がオス、左がメスです。雌雄で翅の色が全然違います。単独で見ると別の種類かと思ってしまいます。

イタドリハムシ

青年の家北側道路

4月11日
テントウムシに似ていますが植物を食べる羽虫の仲間です。名前の通りイタドリを好んで食べます。テントウムシに模様を似せて鳥などに食べられないようにしていると言われています。